Nature Remoの設置場所は以下の3点を考慮してみてください。
- Nature Remoから家電が操作できる位置
- Nature RemoとWi-Fiルーターがうまく通信できる位置
- 体感に近い値が計測されるNature Remoの位置
1. Nature Remoから家電が操作できる位置
Nature Remoは、赤外線信号を送信して家電を操作しています。
赤外線信号は、壁や扉などの光を通さない障害物を通り抜けることができません。
Nature Remoから操作ができるエアコンやテレビのリモコンも、リモコンから赤外線信号を送信して家電を操作しています。
エアコン・テレビとリモコンがそれぞれ違う部屋にあるとき、リモコンからエアコン・テレビを操作しようとしても、操作できません。(扉を閉めて試してみてください!)
これと同じで、Nature Remoと操作したい家電が別の部屋にあったり、障害物(テレビデッキなど)があったりすると、操作ができません。
上記を念頭に置いて、Nature Remoからの赤外線信号が届く位置にNature Remoを配置してみましょう。
2. Nature RemoとWi-Fiルーターがうまく通信できる位置に設置する
Nature Remoの位置によっては、Wi-Fiルーターとうまく通信できない可能性があります。
コンクリートや金属や断熱材などに電波は遮られるため、建物の構造物に影響を受けない設置場所をご調整ください。
また、2.4GHzの周波数の電波は干渉を受けやすい性質があります。電子レンジやBluetooth、IHクッキングヒーターと同じ周波数となっているため、Nature Remoとの通信が不安定にならない位置に設置しましょう。
どうしてもNature Remoがうまく通信できないという場合には、以下の9点を上からお試しください。
- TRENDMICRO製のウイルスバスター for Home Networkを使っていないか?
- ソフトバンクと契約の際に貸与される光BBユニットを使っていないか?
- Wi-Fiルーターを再起動して改善が見られるか
- Nature Remoを再起動して改善が見られるか
- Nature Remoの給電部を確認して改善が見られるか
- Wi-Fiルーターの接続台数を減らして改善が見られるか
- 2.4Ghz帯のチャンネルを変更して改善が見られるか
- Wi-Fiルーターの設置位置を変更して改善が見られるか
- IPアドレスの固定を行って改善が見られるか
詳細は以下の記事もご覧いただければと思います。
3. Nature Remoのセンサーが体感に近い値で表示される位置
Nature Remoの特定のモデルには各種センサーが搭載されています。
※Nature Remo nanoにはセンサーは搭載されていません。
これらのセンサーが体感に近い値で表示される位置にNature Remoを配置しましょう。
温度や湿度は、Nature Remoを風通しの良いところに配置いただくと、実際の値との差が小さくなります。
もしどうしても体感の値と合わない場合には、温度や湿度の校正もお試しください。
照度センサーは、照明の種類やNature Remoの角度によっても計測位置が変わります。
詳細については、以下の記事をご覧ください。
人感センサーは、人がいるかいないかを検知するものではなく、人(正しくは熱源)の動きがあったかを検知します。
人感センサーのあるトイレの照明などで、動かなかったらいないと認識されることと同じです。
人感センサーの動作の詳細については、以下の記事もご覧ください。