エコキュートオートメーションについて知りたい

「エコキュートオートメーション」は、過去の発電量および天気の実績と天気予報を基に太陽光の発電量予測を導入し、お湯の沸き上げ時間の自動切り替えができる機能になります。

翌日に充分な発電量が見込まれる場合は、当日の夜間沸き上げを最小限に抑えて、翌日の昼間に自宅で発電した電力で沸き上げを行います。雨の日モニタリングによる昼間沸き上げや翌朝の湯切れを回避する湯量設定も可能です。

ホームロケーションまたはご自身で選択した市区町村の天気予報を基に発電量予測を行い、天気情報は「Apple Weather」より引用しております。

※エコキュートオートメーションの機能を最大限に使用するには、「スマートメーター」「太陽光」「エコキュート」の3機器をNature Remo Eにご登録ください。登録機器が不十分な場合、機能が限定的になる、または使用できません。

 

エコキュートオートメーションの6つの機能


①沸き上げのシフトモード「積極的シフト」と「控えめシフト」の切り替え


2つのモード「積極的シフト」と「控えめシフト」を選択することができます。ご自宅の運用方針に合わせてどちらかを選択してください。ここで設定してもエネルギータブから翌日の動作設定を変更することが可能です(新機能③を参照)。ここではこのオートメーションの基本動作を設定することになります。

積極的シフト

翌日の天気予報が晴れまたは曇りの場合に、夜間沸き上げを最小限に抑えます。その結果できる限り太陽光発電の電力で昼間に沸き上げを行います。発電量が足りない場合は、電力会社からの電力で残りの湯量を沸き上げます。雨の場合は、夜間沸き上げ抑制はしません。

控えめシフト

翌日の天気予報が晴れの場合に、夜間沸き上げを最小限に抑えて、太陽光発電の電力で昼間に沸き上げを行います。発電量が足りない場合は、電力会社からの電力で残りの湯量を沸き上げます。曇りまたは雨の場合には、夜間沸き上げ抑制はしません。

エコキュートのシフトモード設定


②雨の日モニタリング

雨や曇りの予報が外れ、晴れて太陽光の発電量が自身で設定した量を超えた場合に、太陽光の電力を使って昼間に沸き上げる設定ができます。

たとえば翌日が雨の予報で夜間に沸き上げをした際にこの設定が効きます。その場合、昼間は朝お湯を使った分だけ減っています。その分を昼の太陽光発電で補うことができます。そうするとその次の日も雨の場合、夜間沸き上げの量が減ることになります。結果として自家消費率を上げることになります。

なお、モニタリングの終了条件として、買電や売電のほかに蓄電池の放電、V2Hの放電をトリガーとして選択できます。

雨の日モニタリングの設定画面


③翌日の太陽光発電量予測のグラフ表示

翌日の太陽光発電量予測、天気、エコキュートの消費電力を視覚的にわかりやすくグラフで表示します。

さらにこのパネルの右上のボタンで翌日の動作を手動で変更することが可能です。

たとえば「控えめシフト」にしていて、翌日が曇り予報だった場合、夜間沸き上げになります。しかしながらご自身の経験からすると太陽光発電がある程度見込まれると判断できる場合があります。その際にこのボタンを押すことで翌日の動作を昼間沸き上げに変更することができます。この変更はその時限りです。このケースの場合その次の日以降も「控えめシフト」として動作します。

エネルギータブに表示される太陽光発電の予測グラフ


④朝に必要となる湯量の設定

朝に使う湯量の設定が可能になります。0、1、2から選択でき、設定した湯量まで夜間に沸き上げて翌朝の湯切れを回避できます。設定した湯量を超えていれば、夜間沸き上げは行いません。

数値の目安は0がほとんどお湯を使わない場合、2は朝風呂に入る場合になります。

朝必要になる湯量


⑤夜間沸き上げの開始時刻の設定

ここでは、翌日昼間の沸き上げが予定されているスケジュールかつ、翌朝に必要な湯量設定が1または2になっている場合に、当日の夜に行われる「翌朝の必要湯量のための夜間沸き上げ」の開始時刻を設定します。 ご自宅の生活リズムやご契約されている電気料金プランから時間帯を設定してください。
なお、昼間沸き上げが行われないスケジュールの場合は、エコキュートの自身の判断により夜間沸き上げが行われます。 この場合の夜間沸き上げ開始時刻は、エコキュート本体の設定メニューから変更してください。


⑥昼間沸き上げの開始時刻と最大沸き上げ湯量の設定

昼間沸き上げ

抑制した日には、エコキュートの消費電力以上の売電が発生した時または設定した開始時刻に昼間沸き上げを開始します。

最大沸き上げ湯量

3、4、満タンから選択した最大湯量に達するまで行います。ご自宅にお住まいの人数が少ない場合は3または4にすることで効率的に電力を使うことができます。


エコキュートオートメーションを設定する


事前準備

今回のエコキュートオートメーションを利用するには、事前にNature Remo E、太陽光発電そしてエコキュートが必要となります。すでに設定済みの方は次の段落まで移動してください。


エコキュートオートメーションの設定

今回のエコキュートオートメーションは利用される方のニーズをできるだけ広く対応したいため、設定項目が多くなっています。そのため、初回設定はチュートリアル形式でお手軽に設定できるようになっています。

初回設定以降にこの画面から設定をしたい場合は、オートメーション一覧画面 → エコキュートオートメーション → 詳細設定 → 設定をリセットする からこの画面を表示することができます。

1.オートメーション一覧から、エコキュートオートメーションをタップします。

2.最初に天気予報の地域を確認して、必要であればお住まいの市区町村を設定してください。

  • 初期設定ではホームロケーションで設定した地点から近い市区町村が設定されています。
    • ホームロケーションを利用されていない場合は東京都中央区になります。
  • 新しいエコキュートオートメーションは天気予報と連動しますので、天気予報の地域は非常に大切です。
    • お住まいの地域によっては隣の市区町村の方が天気予報が近い場合もあるかと思います。その際はこちらの設定から変更をお願いします。

3.シフトモードを設定します。

  • 夜間沸き上げと昼間沸き上げをどうシフト(切り替える)させるのかを決めます。

4.夜間沸き上げの開始時刻を設定します。

  • 開始時刻は現在ご契約されている電力料金が夜間利用で安くなる時間を設定することをお勧めしています。

5.朝に必要な湯量を指定します。

  • 朝にお湯を使わない場合は0、お風呂に入る場合は2を選択してください。それ以外であれば1を設定してください。

6.最後に保存すると、エコキュートオートメーションが有効になります。

  • 設定直後は、スケジュールがまだ表示されない場合があります。18時以降に自動的に反映されますので、しばらくお待ちください。
  • Nature Remo Eによる昼間沸き上げが行われない場合は、エコキュート自身の判断に基づいて夜間沸き上げが行われます。エコキュート側で昼間沸き上げ設定が有効になっている場合は、意図しない挙動となる場合がありますのでご注意ください。
エコキュートオートメーションの初期設定


エコキュートオートメーションの運用

エコキュートオートメーションを有効にすると、設定した内容で毎日自動で動作をします。

今日または明日はどのように動くのかを確認したいとおもいます。そのときはエネルギータブ内で確認できます。そこでエコキュートオートメーションのステータスが以下のように表示されています。

エネルギータブでのエコキュートオートメーションの動作確認

①このボタンを押すと、当日の夜間沸き上げと昼間沸き上げを切り替えることができます。

  • 想定されるケース
    • 天気予報が外れそうだと感じたとき
    • 朝いつもよりも多くのお湯が必要になるとき。
  • 上記の場合、この機能で一時的に切り替えることができます。
  • ここでの切り替えは次のスケジュールだけが変更されます。
  • それ以降は元のオートメーションの設定が利用されます。
  • 恒常的に変更するにはオートメーションの設定画面から変更をお願いします。

②スケジュールの変更は、18時以降〜夜間沸き上げ開始時刻までの間に行うことができます。夜間沸き上げ開始時刻のデフォルト設定は23時です。

③当日または翌日の太陽光発電予測とエコキュートの稼働時間のグラフになります。また天気情報も表示されています。

④オートメーションの動作内容の説明とこれまでの実績になります。節約効果の金額についてはあくまでも目安となります。

エコキュートオートメーションの詳細設定

基本設定外にもっと詳細に動作を指定したい場合、オートメーションの設定画面の詳細設定をタップしてください。

エコキュートの電力設定

お持ちのエコキュートの夏の消費電力と冬の消費電力を設定することができます。

オートメーションで利用される消費電力は2つ数値と季節・温度などから利用される消費電力を計算します。

エコキュートの消費電力設定


雨の日モニタリング

夜間に沸き上げた場合でも、太陽光発電量が一定量を超えたときに昼の沸き上げを行います。
その機能を利用するには雨の日モニタリングをONにしてください。

たとえば翌日の天気予報が雨の場合、どのシフトモードでも夜間に沸き上げを行います。当日晴れた場合、通常であれば沸き上げは行いません。

ここで雨の日モニタリングを設定すると、指定した条件で自動的に沸き上げを行います。

この機能のメリットは朝に使ったお湯を太陽光で沸き上げることができます。これにより翌日の朝に必要な湯量を確保できます。そのため朝に必要な湯量を夜間電力で用意する必要がなくなり経済的になります。

開始条件

モニタリングの開始と終了時刻を設定します。お住まいの地域で太陽光発電が可能な時間帯を設定してください。

売電トリガーは指定したW以上の売電がある場合に、沸き上げを開始します。

終了条件

終了条件としてトリガーとなる条件を指定してください。現在、買電・売電・蓄電池の放電・V2Hの放電の4種類から選択することができます。

雨の日モニタリングの設定


エコキュートオートメーションのTIPS

1.エコキュートオートメーションの効果

  • エコキュートオートメーションの効果は、電気料金プランの設定が参照されています。そのため電気料金設定を設定していただくことをおすすめします。これでより実態に近い金額にすることが可能になります。ただし、この金額はあくまでも目安となっています。ご留意ください。
  • 電気料金の設定についてはこちらの記事をご覧ください。

2.昼間沸き上げ開始時刻はいつか

  • 昼間の沸き上げは太陽光の発電量がエコキュートの消費電力量を超えた場合にスタートします。
  • ただし10時までに超えない場合は、10時に沸き上げがスタートします。
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