Matter連携をしてできることが知りたい

目次

1. Matterとは？
2. Nature RemoがMatterに対応していると何が嬉しい？
3. Matterで連携するとどういったメリットがある？

Matterとは？

Matterとは、Connectivity Standards Alliance（CSA）が策定したスマートホームの世界標準規格です。

異なるメーカーのMatter対応製品でも互換性を持ち、プラットフォームを超えたシームレスな連携を実現します。

今までは、「A社の製品とは連携ができたが、B社の製品とは連携ができなかった」という状況でも、A社製品とB社製品が同じMatter規格に対応していることで、どちらの製品ともMatterを介した連携が可能となります。

Nature RemoがMatterに対応していると何が嬉しい？

現時点でNature Remo LapisとNature Remo nanoがMatterに対応しています。

この2モデルでは、Matterを使用してスマートスピーカーと連携した音声操作が可能です。ここでの特徴として、Matterに対応していない赤外線リモコン付属の家電が、Nature Remoを使用することでMatterを介して操作できるようになる、という点があります。

これはNature Remo nanoが世界で初めて実現した製品※になります。

※CSAの認証を受けたAggregator Device Typeを対象にNature調べ、2024年6月26日現在

そのため、赤外線リモコンが付属している機器であれば、Matterの世界にNature Remoを介して取り込むことができます。今後のMatterの進化や、Nature Remoの対応も楽しみにお待ちください。

Matterで連携するとどういったメリットがある？

今までは、AppleのSiriを使ったNature Remoからの家電操作はハードルがありました（ショートカットアプリで個人が作成したショートカットをSiriで呼び出すという必要があるため）。

これからは、Nature RemoのMatterを使用することで直接連携できるようになりました。

これによるメリットは以下の通りです。

1. 特にエアコン操作に対して、音声で実行したいショートカットを一つずつ作成する手間が省けるようになりました。

操作範囲と指示例はこちらもご参考ください。
Apple HomePodなどのSiriからどんな操作ができますか？（Matter連携時）

2. Apple ホームアプリからも、Nature Remoを介した家電操作が可能になりました（Matterに対応した内容に限ります）。

Google HomeとAmazon Alexaに対しては、それぞれ既に「Direct Actions」「Smart Home Skill」という各社の機能に対応した連携が可能です。

これらはMatterとは別の規格ですので、音声での操作範囲も異なります。

その上、Matterはまだ世に出たばかりの規格ですので、既存の連携で対応済みの操作範囲がMatterでは未対応のものがございます。

（また、従来の各社の機能と異なることから今後同じ機能が対応されるかも不明です）

そのため、Google HomeやAmazon Alexaから、より操作範囲の広い音声操作を行われたい方は、既存の「Direct Actions」「Smart Home Skill」で連携した状態でのご利用をおすすめいたします。

Googleアシスタントからどういった操作が行えますか？

Amazon Echoからどんな操作ができるのか？

Matter連携の方法については、下記ページをご参照ください。

Nature Remoに登録した家電をホームアプリに追加する（Matter連携する）

対応している操作内容

※ 2024年6月26日現在、音声操作により開錠・施錠状態の確認ができない場合がございます。